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Friday, June 13, 2014

Standards of beauty


自分自身の波動数を上げるために、われらがfifiへ。
Sretsis(スレトシス)三姉妹が来たときの写真をゆうこちゃんに見せてもらい、そのときのお話も聞かせてくれました。
Sretsisは今年の10月、青山に旗艦店がオープンするとのことで、それまではデザイナー三姉妹もちょくちょく来日するようです。
どこかでお会いできたらいいな……♡♡ むふふ。

それはさておき、今回始まりました。Salon Fifi♡
たろうさんに入れていただいた最高のミントティーをいただきながら、議題は雑誌の話から、日本の美の基準について。

最近VOGUE Weddingの発行部数がかなり増えていて、本家の部数を凌ぐまでになっているのだとか。
内容を見せていただくと、日本の女性が好みそうな柔らかな色合いの、素敵なドレスの数々。必要がなくても雑誌として十分読み応えがあります。
メインはウェディングドレスなので、本家に比べたら代わり映えはしないかもしれないけれど、普遍な美の世界にモードの魔法がかかって、とても魅力的に仕上がっています。

それでなくても、ドレス姿って日本人女性にしてみれば究極のモード。
夢を駆り立てられるものはありません。


その後は、イメージフォーラムに行って、前から見たかった『ヴィオレッタ』を鑑賞しました。
イリナ・イオネスコの娘エヴァ・イオネスコの幼少期の実体験を元に描かれたもので、エヴァ自らメガホンをとっています。

ヴィオレッタ役のアナマリア・バルトロメイはかわいいです。全てが魅力的で、心をわしづかみにされました。
母親役を怪演?する大御所イザベル・ユペールもさすがの存在感。
そして、キャサリン・ババが選んだ衣装も秀逸です。とりわけヘッドドレスの使い方が素晴らしい!

ビジュアル的には言うことなしのこの映画。
内容はといえば賛否両論のきらいがありますが、私にはしっくりきました。

私が思うに、この作品の主役は娘ではなく、母親のアンナ。
アンナは、自分独自の美的世界に取り付かれてしまった一人です。
自分の本能が指し示すままに生き、きわめて普遍的な日常を過ごす人々を「凡人」であると切り捨てる。
結果、彼女の生み出した退廃的な美の世界は人々の心を刺激することに成功するけれど、娘が望んでいた、ごくごく普通の親子関係を破壊してしまう。
それでも、自分の娘への愛と芸術家としての信念を信じて疑わないアンナ。


アンナのやっていることは常軌を逸しているけれど、娘への思いは確かに強いです。
ただその結果、娘を社会から逸脱した存在にしてしまったのも確か。その代償は重いでしょう。

「愛し方を間違えた」なんて言えば簡単だけれど、そもそも「正しい愛し方」なんて、あるのかどうかもわからない。
ここに描かれているのは、「母が子どもを愛すればするほど、子どもがどんどん追い詰められていった」という、一つの結果。
こうしたことは意外にありふれてると思うのだけれど、描くのはなかなか難しいと思うのです。
だから、親子関係におけるパラドックスを見事に描き出したこの作品を、私は非常に評価しています。


帰りは丸善に寄って、あのLeith Clarkが手がけたVioletを手に入れました。
ファッション誌というよりは博物誌的な楽しさがあるこの本。見ていて飽きないです。
こうした本の好きなところは単なる流行通信でないところ。
拙い英語力で必死に解読しながら、大切に読んでいます。


おまけ。
ももいろのはね、こんなにたまりました。
飛ぶにはまだまだ、でございます。

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